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「見える化」することの大切さ
- 2011-09-13 (火)
- 真報連相診断システム
真報連相診断システムの最大の狙いは報連相に関して組織のどこに問題点が潜んでいるのかを特定し原因を究明することにある。
真報連相コーチング協会がこの「見える化」に着目し、最重視してきたのはもちろん理由がある。
私達は、これまでに多くの組織に接してきたが「見える化」できていないことによる組織の悲劇ともいうべき現実に数多く直面してきたからだった。
サルの社会でもないのに「吠えるボス」が勝ち誇っている組織。自分が報連相ができないように仕向けていながら「なぜ報告をしないのだ」とわめき散らしている上司がいる組織。正直に報告したら「お前がガンだ」と理由も無く左遷する組織などなど枚挙にいとまない。
そして、常にその犠牲になっているのは若いやる気のある有望な社員である。そのくせ、このような組織に限り、上位組織の経営幹部はわが社の若手は覇気がないと嘆いているのだから世話ない。
一般的にいって、問題点が明らかになり、原因が究明されれば必ず解決できるといわれている。そして、情報の共有は組織にとりきわめて重要だ。
しかし、もっと重要なのは共有する情報そのものである。真実の、主観的でない客観的な情報を「見える化」し共有することが言うまでもなく重要なのだが、ほとんどの組織でこの当たり前のことが実現できていない。
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